PHPをデバックするためには、通常 echo や、配列ならば Print_r などを使うかと思います。筆者もこの手法でシステム開発を行っていたのですが、いかんせん、生産性が、、、、。変数一つ二つの確認ならば良いのですがいくつも確認するとなると、書いて消して書いて消しての手間はかなりのモノとなります。
ブレークなどが出来るPHPの開発環境があればなぁ、、と思っていたらありました。下記TruStudioを利用したブレークの出来る開発環境の構築方法です。TruStudioのプロフェッショナルだと、PHPまでインストールできるのですが、有償になるので無償版で誰でも簡単に構築できる方法を記載します。
必要なモノリスト
Apache or IIS & PHP xampp
TruStudio(Eclipse上でPHPデバックするためのプラグイン)
Eclipse(言わずと知れた総合開発環境)
Eclipse日本語パッチ
実際に使ったものリスト(リンク切れはご容赦!)
xampp-win32-1.5.0-pl1-installer.exe(xampp)
eclipse-SDK-3.1.1-win32.zip
Eclipse日本語パッチ(ランゲージパック)
eclipse日本語パッチ(プラットフォームパック)
trustudio-foundation-1.0.1a-win32.zip
インストール手順
Apache or IIS と、PHP サーバのインストール個別にインストールしてもいいのですが、デバック環境をサックリ構築するのでしたら、xamppをお勧めします。マジで5分でApache&PHP&Mysqlの環境が出来上がるので、楽ちんです。尚、このインストール手順ではxamppを例として使用するので、PHPのインストールは省きます。
XAMPPインストール入手したXAMPPをインストーラを起動し、Yes,Yes,Yesでインストールします。インストール最中に、MySQL、PHPなどのインストールを行うか?聞かれますが、これらも全てYes,Yesで全てインストールしてください。また、インストールした状態だと、PHPのバージョンは4です。後述するTrustudioプラグインの対応が5なので、設定を変える必要があります。 スタート>プログラム>apachefriends>xampp>php switch を起動します。もしApacheが起動しているならば、エラーが表示されますが、その場合CONTROL XAMPP SERVER PANEL を起動し、Apacheを停止してください。その上で、php switchを起動し、コマンドプロンプト上で 5 をタイプし、Enterをタイプします。これでPHPのバージョンが5に設定されました。
XAMPP動作確認 Apacheが停止している場合、起動してください。PHP動作確認のためphpinfo()を書いたPHPファイルをドキュメントルート(XAMPPデフォルトの場合、C:\\Program Files\\xampp\\htdocs です)に配置し、ブラウザでサーバーの環境が表示されることを確認してください。 ドキュメントルートにlocalhost/phpinfo.php を配置した方はLocalhostの環境変数表示をクリックすることで確認できます。
Eclipceの入手とインストール http://www.eclipse.org/downloads/ こちらからeclipce本体、日本語パッチを入手し、インストールしてください。(本ドキュメントの時点では3.1.1が最新)インストールは、ダウンロードしたファイルを解凍し、任意ディレクトリに配置するだけです。パッチも同様に解凍し、本体に上書きしてください。
TruStudio(Foundation Plug-ins)の入手とインストールhttp://www.xored.com/trustudio/download こちらからTruStudioのFoundation版(無償、Professionalは有償)を入手し、解凍してください。また、このモジュールもeclipse用になってますので、日本語パッチと同じように解凍したファイルをそのままeclipse本体に上書きしてください。(本ドキュメントの時点では1.0.1aが最新)
eclipce日本語環境動作確認作成されたEclipce本体を任意フォルダに置き(C:\\eclipse 等)eclipse.exeを起動し、メニューが一通り日本語になっていることを確認します。
使い方
eclipceでPHPコーディング
無事Eclipseが起動したのであれば、ファイル>新規>プロジェクト で、新規プロジェクトウィザードを表示させます。PHP>PHP Project を選択し、次へをクリックしてください。
project name: に適当な名前(ここではSayHallo?とします)をつけ、終了をクリックします。
パースペクティブを開くか?と聞いてきますので、はいをクリックします。すると、下記のようなIDE画面が立ち上がります。

左ツリーペインのSayHallo?フォルダを右クリックし、New>ファイルを選択します。新規ファイル ダイアログが表示されますので、ファイル名に適宜に入力し(ここではHello.phpとします)終了をクリックします。すると左ペインに Hello.phpが表示されます。
先ほど作成した、Hello.phpを編集します。中央コードエディタペインにて、下記のようなサンプルプログラ
ムを入力してください。
function say($str)
{
print($str);
}
say("Hello");
?>
これでコーディング完了です。緑色の右矢印ボタンを押すことで実行します。下ペインのコンソールに Hello と表示されたら成功です。
eclipseでブレークポイントコードエディタペインの左端の任意行のグレーゾーンをダブルクリックすると、ブレークポイントが張れます。例として、先ほどインプットしたコードの3行目にブレークを置きます。
eclipseで変数の値を見る実行>デバック>PHP Script(Consol)を選択するとパースペクティブの切り替え確認が表示されるので、はい を選択してください。デバックが開始されます。先ほどのブレークポイントでプログラムが停止します。左上の変数ペインで、$str="Hello" という表示がされ、変数の値が確認できます。

この方法以外にもPHPのデバック環境はいくつかあるのですが、いかんせん、設定がなかなか面倒です。所謂Linux的なエディタによるパラメータ設定がいくつもの箇所に施す必要があったり、必要なモノなモジュールがあちこちに点在している、、という状況で時間がかかります。有名どころではXdebugを使う方法もあるのですが、TruStudioにはXdebugが含まれておりよほど特殊な環境でない限り、TruStudioをお勧めします。下記、覚書程度ですが、Xdebugの入手設定についても記載しますので、もし必要でしたら参考にしてください。

Xdebugの入手、設定
Xdebug の入手 http://xdebug.org/ 使用しているPHPのバージョンにあわせたxdebugを入手してください。
xdebug.dllの配置入手したDLLを"xdebug.dll" という名前に変更し、C:\\xampp\\php\\extensions に配置してください。
php.iniの設定 Windows2000 or XPユーザーの場合、Windows直下にphp.iniがあります。そこに下記を追記してください。最下行でOKです。
[Xdebug] zend_extension_ts="C:\\xampp\\php\\extensions\\xdebug.dll"
Xdebugモジュールの動作確認 Xdebugのインストールは完了しました。確認のためphpinfo()を書いたPHPファイルをドキュメントルートに配置し、閲覧を行い、Xdebugが表示されていることを確認します。上記が表示されているか確認してください。
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参考にしたサイト †
本ドキュメントを作成するために参考にしたサイト集です。
XAMPP インストールについて(bnote)
eclipse インストールについて(@IT)
TruStudio の有用なリンク集があります